割符(わりふ)と認証

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【これは約 2 分の記事です】

セキュリティや認証という考え方ですが、新しい考え方ではありません。中世の日本でも、相手もしくは持ってきたものが本物かどうかを確認する方法として、

割符(わりふ)

という手段がありました。

割符

割符(わりふ)
https://kotobank.jp/word/%E5%89%B2%E7%AC%A6%28%E3%82%8F%E3%82%8A%E3%81%B5%29-1610920

文字やしるしを木片などに書いて、それを2つに割ります。

それらを別々に所有し、相手を確認する際にその割符がピッタリ合うかで相手の真偽を確認しました。

認証や承認のプロセスでは、この「ピッタリ合う」が重要です。

例えば印鑑を押すのは、

  • 印影
  • 印鑑の形状

がぴったり合うことが承認の確認に使えるから印鑑として機能するのです。なので、「判子シール」は承認した証拠にはなりません。貼り付けたシールにピッタリ合う相方が押した人間の手元にないので。

佐藤英治
情報処理安全確保支援士第5338号。ネットワークスペシャリスト。防災士。東北大学大学情報科学研究科第2期生。1994年からインターネットに携わる。システムベンダーの総務社内SEとして、社内システムの構築運用や従業員教育に関与。2015年情報セキュリティ専門法人「まるおかディジタル株式会社」を設立し現在に至る。研修では基本的に着物でお話させていただいております。
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