50問を15分で96%の正解率で解ける平成28年度春期情報セキュリティマネジメント午前問題|第48回 資格試験勉強会 in 熊堂

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【これは約 8 分の記事です】

人に見えるところで資格取得勉強しよう、ただそれだけの勉強会を福井県産業情報センターのコワーキングスペースで実施しました。

第48回 資格試験勉強会 in 熊堂(2016年7月15日 19:00~20:30)

勉強会タイトルカバー

今のところ

  • 情報セキュリティスペシャリスト

受ける予定です。

で、今は、

  • カラーコーディネーター2級3級

の結果待ち。

  • 個人情報保護士

は合格しました。

この日は別の勉強会に参加していたのですが、4回連続シリーズで現段階では書きづらいので、情報セキュリティマネジメント試験について書きます。

情報セキュリティスペシャリスト受験準備

情報セキュリティマネジメントと情報セキュリティスペシャリストの違い

情報セキュリティマネジメント試験は、平成28年度春期から開始した試験です。

情報セキュリティマネジメント試験

私が受けようとしている「情報セキュリティスペシャリスト」との関係ですが、

と、難易度は情報セキュリティスペシャリスト試験のほうが上です。この2つの試験は、難易度で考えるより、対象者で区分したほうがいいです。

情報セキュリティマネジメント試験 業種、職種を問わず、また、営業・企画・製造・総務・人事・経理などの部門を問わず
情報セキュリティスペシャリスト試験 情報セキュリティ技術の専門家として情報セキュリティ管理を支援する者

情報セキュリティマネジメントは、専門家だけでなく、あらゆる現場に携わる人を想定している試験です。

ITパスポートとの共通点

どちらも、専門家というより、幅広い人たちを対象とした試験です。ITパスポートはその対象者を

職業人が共通に備えておくべき情報技術に関する基礎的な知識をもち、情報技術に携わる業務に就くか、担当業務に対して情報技術を活用していこうとする者

としています。

ほぼ同じ人たちを対象とし、レベルの規定がそれぞれ1,2となっているので、本来であれば情報セキュリティマネジメントの方がITパスポートよりも難しくてしかるべきですが・・・

ITパスポートの方がはるかに難易度高い

断言します。

ITパスポート > 情報セキュリティマネジメント

です。私は、ネットワークスペシャリストですが、ITパスポートも受けました。何の準備もしなくても、90%ぐらいの正解率行くかと思ったのですが、私の成績は

私のITパスポートの評価点

総合評価(1000点中) 795点
ストラテジ系(1000点中) 770点
マネジメント系(1000点中) 685点
テクノロジ系(1000点中) 830点

と、総合で8割を切っています。マネジメント系に至っては7割を切っています。

一方、情報セキュリティマネジメントの方はどうか。今回の春期、私はシステム監査技術者を受けたので、同時に行われた情報セキュリティマネジメントは受けていません。なので模擬試験方式になりますが、こういう成績です。所要時間も記載します。点数配分が分からないので、正解率にしています。

私の情報セキュリティマネジメントの正解率と所要時間

午前(50問) 96% 15分
午後(設問換算で32問) 90% 50分

あまりにも簡単すぎます。

ちなみに、午前午後とも試験時間は1時間30分です。

午前は、4択問題が50問。1問あたり18秒で解いた計算です。

午後は、長文問題が3問。それぞれ小さい設問を約10問持っています。3問合わせて28ページあるので、さすがに読む時間はかかります。長文ですので、午前と比べると多少難易度は高いのですが、それでも難易度は低めです。

私がネットワークスペシャリストであることを差し引く必要はありますが、その条件はITパスポートも同じ。ネットワークスペシャリストの私でも何の準備もしないとITパスポートは8割行きませんでした。ITパスポートのほうを先に受けていて、なめていたことを反省していることは多少情報セキュリティマネジメントの点数を上げるのに影響しているかもしれませんが、それだけではここまで正解率は上がらないと思います。

実際に、平成28年度春期情報セキュリティマネジメントの合格率は88%でした。受験者層が社会人経験が豊富な層が集まったというのも高合格率の理由ですが、それだけが理由ではなさそうです。問題が簡単すぎるのです。

何故ITパスポートよりも簡単か

理由は3つです。

  1. 計算や推論が必要な問題がほとんどない
  2. 用語か常識的な知識を問う問題がほとんどで、常識問題は間違いようがない
  3. ITパスポートのほうが幅広い領域を勉強しないといけない。例えばITパスポートでは損益分岐点の計算が問題に出てくる

ITパスポートには、表計算ソフト(例えばExcel)の関数の使い方問題が出ます。vlookupを操る程度の能力は必要です。vlookupを知っている程度では解答できません。損益分岐点の計算の問題に解答するためにはそれについての理解と計算する能力が必要で、たとえ損益分岐点の問題が出ることが分かっているからといって、正解を出せるわけではありません。

ITパスポートの場合、表層的な知識だけでは、合格はできますが、高い点数は出せません。平成28年度春期の情報セキュリティマネジメントは、ちょっとした常識感覚と表層的な知識だけで合格するだけでなく高得点が取れてしまいます。

世間的な評価は、おそらくレベル1のITパスポートよりもレベル2の情報セキュリティマネジメントの方が評価高いでしょう。ですが、実際この2つを受けてみた立場からすると、

ITパスポートを9割の正解率で通る人のほうが情報セキュリティマネジメント合格者よりも価値がある

と感じます。

次回は

2016年7月19日(火曜日) 19:00~20:30

開催予定です。

前回は

2016年7月12日(火曜日) 19:00~20:30

でした。

Facebookページ

資格試験勉強会 in 熊堂(福井)

です。ぜひ覗いてみてください。

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